小学校に入学してからGWまでは、登校しぶりもなく無事に学校へ行っていた小1の娘
それがGW明けに初めて「学校へ行きたくない」と大泣きし遅刻しながらでも連れていく出来事がありました。
10連休のGW明け、娘が学校へ行きたくないと大泣き。遅刻しながらでも、とりあえず連れて行ったけど。これが正解だったのかどうかは分からない。ただ私もかなり辛かった。
小学校になると自分で登下校するから楽になると思ってたけど、全然そんなことなくて、小学校の方が大変。特に女子は
— のんママ (@syuhu_m) May 22, 2019
新しい環境で、大型連休もあったので「学校へ行きたくない」気持ちは分かります。
しかし実際に子供が学校へ行きたくないと言い出した場合、どう対処し乗り越えたらいいのか私なりに考えてみました。
Contents
子供が学校へ行きたくないと言い出したらどうする?
基本的に子供が学校へ行きたくないと言い出した場合
- 泣きながらも連れて行かせる
- 1日休ませる
どっちにしようか、迷いますよね。
私も最初は泣きながらでも連れて行く気満々だったのですが、あまりにも酷かったので
1日休ませた方がいいのか?途中で迷いがありました。
子供が「学校へ行きたくない」と言っている理由にもよりますが
小学校1年生の場合は大半が母子分離不安だと言われていて、うちもそうでした。
私は最終的に①の泣きながらでも連れて行かせましたが、その時はそれが正しい選択なのかなんて分かりませんし
ただただ泣く娘を無理やり連れて行くことに罪悪感を感じ連れて行ったあと思わず涙してしまいました。
泣きながらも学校へ連れて行った結果
うちの娘は、家を出るまでは普通なんですよね。
それが集合場所まで行った途端に大泣きしだして「学校に行きたくない」と言い出します。
その日は私も仕事だったし、初めてのことだったので少し焦りながらも
友達と行くように説得しましたが、結局行けず。
会社には遅刻の連絡をし、私も小学校まで一緒についていくことになりました。
登校中に何で行きたくないか聞くと
- 給食が嫌だ
- 5時間目まであるのが嫌だ
- 体育が嫌だ
など、とにかく嫌な理由を探します。最終的には「よく分からないけど不安」と言われました。
学校の近くまで行くと、更に娘の足は重くなり泣きながら電柱の後ろに隠れたりし
最終的には校門まで行っても私の手を泣きながら引っ張り学校の中へ入ろうとはしません。
さすがに保育園の時はここまでならなかったので、私も「今日くらい休ませた方がいいのかなぁ」なんて思ってました。
校門には校長先生も挨拶運動で立っており、色々となだめてくれましたがそれでもダメ。
旦那に電話して状況を説明すると「いじめられたとかでもなさそうやし、今日休ませたら明日いけるようになる?」と。
娘はもちろん明日になったら行けると、その場しのぎで言います。
しかし旦那は
「休ませるのは簡単。俺らが学校へ行くわけでもないんやし。
だけどいつかは行かないけんことを先延ばしにすればするほど行きたくなくなるよ。
その時に無理やり行かせるほうが辛くない?
明日いけるなら今日行っても同じ。今日行けば帰ってきて、ゆっくりさせてやればいい。」
正直、私は旦那に対して「この光景を見ていない旦那だから言えたこと。私も連れて行けるなら行かせてやりたい。」と思っていましたが
逆に「いつかは行かないけんことを先延ばしにすればするほど行きたくなくなるよ。
その時に無理やり行かせるほうが辛くない?」
という言葉に私もハッとしました。
そしてもう一度校門へ行きましたが、やはりダメで、最終的には先生が下りてきて泣きながら教室へ行きました。
その光景を見ている私は、今から保育園へ行く息子を抱き「これでよかったのか」と自問自答しながら涙
たまたま女の教頭先生もいて「これでよかったのでしょうか?」と聞いてしまいました。
教頭先生は「連休明けは、よくある光景ですよ。なるべく休まずに来た方が、後々辛くならないから大丈夫ですよ」
と言ってくださり、気持ちが救われました。
その日は帰ってくるまで気が気じゃなかったのですが、帰宅するなりケロっとしてて
「ママ~おやつ~」なんて言われて拍子抜けしたくらいですw
あれから2ヵ月経ち、その間に2.3回ほど登校しぶりはありましたが
この時のように激しくはなく、校門の前まで行けば泣きながらでも自分から歩いて学校へ入っていき成長した姿が見れるようになりました。
それ以外は休まず友達と登校しています。
特に小1で連休明けに登校をしぶる場合は休ませるより連れて行った方が、うちは最終的に登校しぶりも引きずらずに、行けるようになりました。
あとは夏休み明けと冬休み明けを乗り越えなければなりません。
子供が学校に行きたくないと言い出す心境
私自身、学校が楽しくて休みたくないタイプだったので、正直自分の娘が「学校へ行きたくない」と言い出すなんて思っていなかったのですが
思い返してみれば保育園の頃から朝預けるときに年中まで泣いていました。
先ほども伝えましたが、小1で学校へ行きたくないと言い出した場合のほとんどが母子分離不安で
新しい環境になり「母親と離れるのが不安」という要素が強くなるようです。
大人でもそうですが、やはり新しい環境は慣れるまでが大変
- 授業中にトイレが行きたくなったけど、どうしよう
- 苦手なものがあって給食が食べれない
- 新しい友達ができるか不安
など、子供なりに不安要素はたくさんあります。
そんな不安を1つずつ子供なりに乗り越えていっているのでしょうが
やはり保育園や幼稚園と違う環境なので、慣れるまで時間がかかります。
もちろん最初から「母子分離不安」と決めつけず、やはり子供へ「何故行きたくないのか」は聞き、行きたくない理由が友達とのトラブルなどであれば別の対処法が必要です。
朝の登校しぶりはどうやって乗り越える?
無理やり行かせたことで「学校へ行きたくない」と、連続して言うことはありませんが
やはり月1くらいのペースであります。
大体前の日から様子がおかしいんですよね。
「なんか咳がでてきた」
「熱があるかもしれない」と言い出し、体温計で熱を測ったり・・・
もちろん熱はないので、翌朝送り出すも案の定登校しぶりが始まります。
先生に相談しておく
初日の登校しぶりの時に、周りの先生から担任の先生に報告があったようで、その日の連絡帳に子供の様子などが書いてあり、学校から連絡もありました。
そこから何回か先生に相談し連絡帳でやりとりしながら、様子を見てもらっていました。
もちろん保育園ではないので、つきっきりで見てもらうことはありませんが
学校へ行った後の様子が少しでも分かるので担任の先生へ早いうちから相談しておけば一人で悩まずにすみ、私も少しは安心できました。
2回目の登校しぶりの時には担任の先生が丁度しぶっているところに遭遇して
一緒に教室まで上がってくれたこともありました。
時間の許す限り登校時はついていく
最初はなだめたりしていましたが「いつか終わるときがくる」と思い
最近では登校をしぶりだした時は後ろからついていくようにしました。
あくまでも友達と一緒に行き、その後ろから私がついていく感じです。
校門まで行くと戻ってきてギュっと抱きついてきたりしますが、見守っていたりすると、そのまま泣いてしまうので
その後はサッと送り出すようにしています。
娘の同級生は徐々に「今日はここの電柱まで」と付き添う距離を縮めて最終的には一人で行けるようになった子もいるので、中々付き添い登校を辞めれない方は、徐々にフェードアウトしていくのもいいと思います。
お守りを作る
子供自身も、何が不安か?と聞かれれば色々あるので「よく分からないけど不安」ということが多いのですが
「何かあってもこのお守りがあるから大丈夫だよ。」と自作のお守りを持たせ名札の中に入れておきました。
すると学校から帰ってきたら「今日不安なことがあったけど、このお守りを握りしめて頑張ったよ!」と言うこともありました。
学校で何が不安かを聞き、その何かが分かればどう対処したらいいのかを教えてあげることもいいと思います。
学校が終わった後に〇〇する
子供も小学校とは言え、やはり新しい環境で小さいながらも頑張っています。
大人でも「あとこれだけ頑張れば、明日は休みだ!」ときつい時にも、希望があれば頑張れるように、子供だって同じです。
その頑張りを親の口から褒めるのはもちろん、学校が終わった後に「アイスを買いに行く」などの約束があれば頑張れます。
たまにの登校しぶりの時は「今日だけ」と言ってそういう約束をすることもあります。
父親や祖母・担任の先生などと約束する
実際に娘の同級生の男の子にあった出来事ですが、うちの娘と同じように入学してから学校へ行きたくないと泣いていたため、お母さんが付き添いで登校していました。
付き添いの距離も徐々に縮めていたのですが大型連休で振り出しに・・・
しかし、父親と男の約束と称して「明日から朝一人で行く」と約束をしたところ
次の日から、付き添いせずに登校できるようになったそうです。
母親だと約束しても、つい甘えがでてしまうので難しいかもしれませんが、父親や祖母
担任の先生など母親以外の誰かと約束するといいかもしれませんね!
1日休ませる
今では共働きも多いので中々難しいとは思いますが1日休めば次の日からケロっとした顔で登校することもあります。
ただこの場合の不安要素は「本当に明日になれば行けるようになるのか?」ということ。
しかし、こればかりは子供を信じるしかありません。
うちは私も仕事をしている為、1日休ませる選択肢がほぼないのですが
風邪以外に連続して休むのは無しと約束したり相談して決めることで子供も頑張れます。
【まとめ】子供が小学校に行きたくないと言い出した時の対処法
うちの場合は泣きながらでも連れて行ったことで連続しての登校しぶりはありませんでしたが、やはり大型連休明けなどは特に要注意です。
ただいつまでも続くわけではないので、朝の登校しぶりがあれば
- 登校をしぶったときはついていく
- お守りを作る
- 学校が終わった後のお楽しみを作る
などで乗り越えるようにしています。
小学校1年生の子供を持つお父さん・お母さんたち・・・
あともう少しです。一緒に乗り越えましょ!!